音響マン

名古屋在住の音響マンのつぶやき

声優『宮野真守』の魅力とハマリ役

一昔前までは声優は顔や容姿は関係なく、声さえ良ければそれで良いという風潮がありました。そのような声優業界にさっそうと現れたのが、宮野真守だったのです。彼は容姿端麗で声優としての技術力を持ち、雑誌の表紙を飾るなど今までの声優という固定概念を大きく変えた人物でもあります。

もともと幼少期から劇団に所属し、あの有名な「金八先生」にも生徒役で出演するなど芸能界では活躍をしていました。そんな宮野真守に転機が訪れたのが高校3年生のときだったのです。

海外ドラマの吹き替えに抜擢され、右も左も分からないまま声優をやることになりましたが、その現場で監督から声優としての細やかな演技指導を受けることになりました。

その結果、徐々に声優の知名度を高めていきました。

ゲームの「キングダムハーツ」のリク役に抜擢されると、着実に声優としてのキャリアを歩み始め、「機動戦士ガンダム00」ではなんと主役に抜擢されるなど実績を積み重ねていくことになります。

宮野真守は180cmというモデル体型を生かして雑誌の表紙を飾るなど華々しく活躍を続けています。声優JUNONという雑誌が創刊される事となり、その第1号の表紙を飾ったのが他でもない宮野真守だったのです。声優には顔や容姿は関係ないと言った古い考えが打ち壊され、イケメン声優の火付け役となったのも彼でした。

2006年のアニメ「DEATH NOTE夜神月を演じるとまたたく間に話題となり、結果として彼の代表作になったのです。ちなみに、このアニメでは声優アワードの主演男優賞にも輝きました。

そのアニメへの出演をきっかけにどんどんと知名度を高めていき、二枚目から三枚目まで幅広い人物の声を演じることができるようになったことも、彼の活躍の場を広めた要因であることが考えられます。

英雄でありながら、劇団出身ということも合ってトークスキルが高く、ラジオでも二枚目にもかかわらず面白いトークを繰り広げています。