声優さんのお仕事の取り方
最近は自称プロ声優もいるので、声優さんのお仕事の取り方も様々あります。大きく分けて、事務所を通すか自分でお仕事をとるかの2つのパターンがありますので紹介します。
事務所所属の声優さん
アニメ音響製作会社が、声優会社に声をかけマネージャーが、役柄に合うと判断した所属声優をピックアップして、声優に声をかける。
声優はそのオファーを受け、キャスト配役オーディションに臨みます。
配役を決めるのは基本的には音響監督ですが、場合によってはスポンサーや原作者の意見も入れられたりします。
ちなみに、以前は事務所所属していた声優は、フリーになっても音響会社から、この人にオーディションを受けてもらいたい、と声をかけてもらえますので、以下に紹介する人たちとはかなり違います。
事務所所属にもなったことがない人
いわゆるネット声優さんでしょう。
いわゆる、事務所に声をかけてもらえなかったけれど、本格的に声優の勉強した人たちで、ある程度の声の品質を保っている方です。
こちらの方は大きな仕事のつてがなく、自分でサイトを開設したり、ランサーズなどのクラウドサービスを使い、自分で集客する必要があります。
一言で言えば、音響製作会社に相手にされない声優業界では無名の人たちです。
声優事務所へ仕事を依頼するほどの大きい仕事ではないけれど、声を吹き込んでほしいというニーズは多くありますから、割と案件数はあります。
特にスマホゲームやCMなど中小の企業からの仕事は意外と多くあります。
ただ、短納期のスポット的な仕事が多く、元々の予算も少ないので安く仕事を受けなければ受注できないお仕事が多いです。
しかも、自分で設備を整え、音響エンジニアがするような編集作業もできるスキルも必要です。