音響マン

名古屋在住の音響マンのつぶやき

タダでDTMを始めたい人向け!フリーDAWソフト徹底比較

DTMを知っていますか。デスクトップミュージックの略で、パソコンとデスクトップをつないで曲を演奏したり、作曲したりすることです。手軽にタダでDTMを始めたい人に向いているフリーDAWソフトが多数あるのですぐにでも始めてみませんか。自分で曲を作ったり演奏したことがない人もタダなら始めやすいです。

 

SONAR

有名なギターブランドを傘下に持つメーカーが作ったSONARWindows専用です。国内では圧倒的なシェアを誇っており、初心者には良いかもしれません。他社と比べても付属音源が豊富なので自由に音楽を作りやすいのではないでしょうか。付属されているものからかなり本格的な作曲やミキシングもできます。全く初めて利用する人もSONARだけで十分立派な曲が作れます。

メンバーシップ制があり、12か月単位でライセンス料を払うと常に最新版を利用することができます。店頭で購入した場合はあらかじめメンバーシップライセンスが含まれているので、常に最新版を利用できます。更新しないと最新版を利用できなくはなりますが、以前入手したバージョンはそのまま使い続けられるので安心です。

SONAR One

Studio Oneはプロも愛用しており、利用者がどんどん増えています。有料ですが、無料で使えるStudio One3Primeがあるので、初心者はこちらを使いましょう。こちらもあらゆる楽器の音源があらかじめ入っています。無料版は有料版ほどではありませんが、基本的なエフェクトは入っているので十分使い勝手が良いでしょう。日本語での開設サイトも多いので初心者向けというわけです。

Domino

フリーDAWソフトと言えば数年前まではDominoを指していたほどです。こちらは、MIDIシーケンサーですが作曲する時にはぜひ利用してみて下さい。録音ができない打ち込み専用で、音源も内蔵されていません。ハードウェア音源を使うことが前提で、負荷が軽いので使いやすいはずです。

GarageBand

GarageBandMacを使っているなら収録されているので使ってみませんか。もちろん、無料で使えます。外部の音源を追加することができるので、想像していた曲を再現できるのではないでしょうか。必要な機能は全部入っていると言っても過言ではないので、初心者にぴったりです。

 

REAPER

海外で広く使われていると言えばREAPERです。公式で日本語サポートしていないので、日本よりも海外で普及しています。無料で使えるのは古いバージョンだけで、最新版を使うためにはコストがかかります。初めて作曲するのならば古いバージョンでも十分です。最新版は60日間限定で無料で利用することができます。60日を過ぎると購入を促す画面が出てきますが、これが気にならなければそのまま使い続けることも可能です。

多少打ち込みにくいと感じるはずですから、Dominoと連携して使うと良いかもしれません。外部の音源やエフェクトも使えるので自由に作曲できるでしょう。日本語化することができるとは言え、英語力がないと厳しいと感じることもあるかもしれません。英語ができる人ならば英語版をそのまま使ってみませんか。

 

Podium Free

あまり有名ではないもののフリーの中では最強とも言われているのがPodium Freeです。こちらも英語版で配信されていますが、日本語化できます。ただし、英語ができる人が使った方が良いかもしれません。ダウンロードした時に日本語化パッチも合わせて使ってください。

外部の音源やエフェクトが使え有料に劣らないだけの機能がそろっているので、初心者だけではなく幅広い層の人が利用しています。

Tracktion 6

以前は有料でしたが、今では完全に無料で使うことができるようになったのがTracktion 6です。機能制限もありませんし、外部の音源やエフェクトも利用することができます。日本語にも対応しているので、日本語しかわからない人でも十分利用できます。

他のDAWソフトを使ったことがある人は特に特殊だと感じるかもしれません。独特な使用方法なので、使いにくいと感じる人もいるでしょう。しかし、機能はとても充実しているので慣れると満足に作曲できるはずです。

 

最後に

これら以外にもまだまだフリーで使えるソフトはありますが、以上が初心者向けです。どれから始めれば良いのかわからない人は、これらの中から選んでみると良いでしょう。英語版しか公式に出ていない場合もありますので、日本語しかわからない人は公式に日本語対応している方が良いです。日本語化対応できており、十分な機能がそろっていることもあるので、使いやすいかどうかで選んでみませんか。

外部の音源やエフェクトも使ってみたい人は、最初からこれらが利用できることを確かめてから始めると良いでしょう。より自由度が増すので、自分らしい作りたい曲を作ってみませんか。全く初めてでも、最初からある程度は作曲できるでしょうから、どんどん使ってみてください。物足りないと感じたら他もダウンロードしてみましょう。