音響マン

名古屋在住の音響マンのつぶやき

声優『花澤香菜』の魅力とハマリ役

現在、声優業界で活躍している花澤香菜さん。可愛らしいルックスはもちろん、迫真の表現力にも注目されています。花澤香菜さんは、1989年東京都で生まれました。幼い頃は、子役としてバライティやドラマなどに出演し、テレビで活躍していたため、幼少期の彼女をご存知の方も多いのではないでしょうか。

声優としては、当時14歳の頃、LAST EXILEでホリー・マドセイン役でデビューしました。高校生になってからは、ゼーガペインでヒロイン役を演じました。この頃からヒロイン役を演じる事が多くなり、2015年には声優アワード助演女優賞を受賞し、女性声優界のトップを争う人気者になりました。また、彼女の柔らかな愛らしい声や性格からかイベントなどでも多くのファンを魅了しています。

そんな彼女ですが、意外な一面を魅せた作品があります。

ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編での七海千秋役を演じた際に、痛みに耐えながら叫ぶシーンがありました。普段のヒロイン役のイメージからは、かけ離れた痛々しい心の底からの叫ぶ花澤香菜さんの声に衝撃を受けた方もいるのではないでしょうか?ヒロイン役だけではなく、幅広い役に対応できる女性声優に認められてきました。また、2012年には、CDを発売するなど歌手としても活躍しています。星空☆ディスティネーションでソロデビューしてからは、数多くのCDをリリースしてきました。アーティストとのコラボ作品や楽曲提供も多く、やくしまつるえつこがプロデュースした「こきゅうとす」という作品は、独特な世界観を表している。

また、ポケモンとのコラボも行なっており、ジャンル問わず活躍しています。最近では、柚希礼音とT.M.Revolution西川貴教W主演の舞台『ZEROTOPIA』にも出演するなど、これからも花澤香菜を見られる機会が増えそうです。ルックスや声だけでなく、子役時代から養ってきた表現する力を最大限に活かして、今後も人気女性声優、歌手として幅広く活躍するでしょう。

声優『子安武人』の魅力とハマリ役

子安武人さんはティーズファクトリー代表取締役も務める声優と経営者を両立しているエネルギッシュな人物です。デビュー作は1988年放送の「どんどんドメルとロン」でその1年後の1989年には「天空戦記シュラト」で夜叉王ガイ役を掴みました。

当時の声優業界はまだ黎明期で人手不足だったとはいえ、デビューからわずか1年で人気アニメのレギュラーを掴めたのは子安さんがいかに傑出した才能の持ち主であるかを物語ります。

代表作は「新機動戦記ガンダムW」のゼクス・マーキス、「∀ガンダム」のギム・ギンガナム、「ジョジョの奇妙な冒険」のディオ・ブランドーなどがあげられます。
共通するのは演じた役の多くがカリスマ性にあふれた悪役であること、子安武人は熱血漢で仲間思いの主人公よりもそんな正義の味方の前に塞がるライバルの役が似合う男なのです。
艶のある蠱惑的な声質も人気の秘密で、主人公の女性をめぐって多くのイケメンが求愛を申し込む乙女ゲームや男性キャラクター同士の情愛をテーマにしたボーイズラブ作品にも多数出演しており、これまで多くの女性ファンを熱狂させてきました。

無類の創作好きであるというのも子安武人さんの特徴です。
元々は映画俳優志望で学校に行かずに映画ばかり見ていた映画狂、声優業のかたわら小説を執筆し出演したゲームは一通りプレイすることでも有名です。
現在では声優はアイドルにも匹敵する花形職業で、多くの若者が子供の頃から好きだったアニメやゲームの世界に憧れてこの仕事を志望しますが、子安さんがデビューした1980年代はまだまだ日陰の存在で「俳優になれない人間がやる仕事」という扱いでした。
ナレーションなどに比べてアニメの仕事を一段低く見る役者も多かったそうです。
そうした時代にあって自分が愛するものに関われるという喜びを仕事の情熱に繋げてきたことで、子安武人という偉大な役者が数十年にわたり多くの人に支持されてきた理由ではないでしょうか。

声優『鈴木達央』の魅力とハマリ役

アニメ作品「DEAR BOYS」の石井努役で声優デビューを飾り「黒子のバスケ」「七つの大罪」「幕末Rock」など数多くの作品で、声優として多くの魅力を醸し出す「鈴木達央」。声優だけではなく歌手もこなし、魅力の枠がどんどんと広がっていますが、どんな方なのでしょうか。

 鈴木達央は容姿端麗で歌唱力がある声優だけでなく、その表現である演技力にも定評があります。くわえて、キャラ声を維持したまま高度な歌唱を発揮しますので、アニメファンにとっては、お目当てのキャラがそのままかっこよく歌っている状態で、メロメロにさせてしまうほどなのです。

つまり自身が出演するアニメ作品のエンディングテーマを歌ってたりしています。

 

人気アニメ「黒子のバスケ」では、メインキャラクターではないのにかかわらず、当時発売されたキャラソンのソロシリーズで、1位の売り上げをたたき出したほどなんです。これは作品内での鈴木達央の「立ったキャラ」だけでなく、それを表現する声優としての、そして歌手としての力がなせる業としか言いようがありません。

 アニメ作品に対する鈴木達央の流儀は「作品には愛をもって」とのことで、その役作りは徹底しています。原作があれば小説だろうが万場であろうがBLまで読み込み、その真摯さと取り組みへの態度は高評価を得ています。そうして高評価が2015年公開の映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」への映画デビューという更なる別次元への拡大に繋がっていきます。今後も声優、歌手、俳優あるいは別の新しい分野へと、どんどん成長し活躍することでしょう。

 容姿端麗で、一言で言えば「イケメン」の部類にちゃんと属している鈴木達央ですが、どうやら少し残念なイケメンの部類に入るようです。というのは、とにかく下ネタが多く業界や声優ファンのなかでも下ネタの度が過ぎるため、ちょっと引き気味になってしまったり、逆に真面目な話や下ネタが無いと「物足りない」とまでコメントされてしまうようで、際立った多彩な魅力だけでなく三枚目な素顔があることやそのギャップも、「声優 鈴木達央」の大きな魅力なのかもしれません。

声優『宮野真守』の魅力とハマリ役

一昔前までは声優は顔や容姿は関係なく、声さえ良ければそれで良いという風潮がありました。そのような声優業界にさっそうと現れたのが、宮野真守だったのです。彼は容姿端麗で声優としての技術力を持ち、雑誌の表紙を飾るなど今までの声優という固定概念を大きく変えた人物でもあります。

もともと幼少期から劇団に所属し、あの有名な「金八先生」にも生徒役で出演するなど芸能界では活躍をしていました。そんな宮野真守に転機が訪れたのが高校3年生のときだったのです。

海外ドラマの吹き替えに抜擢され、右も左も分からないまま声優をやることになりましたが、その現場で監督から声優としての細やかな演技指導を受けることになりました。

その結果、徐々に声優の知名度を高めていきました。

ゲームの「キングダムハーツ」のリク役に抜擢されると、着実に声優としてのキャリアを歩み始め、「機動戦士ガンダム00」ではなんと主役に抜擢されるなど実績を積み重ねていくことになります。

宮野真守は180cmというモデル体型を生かして雑誌の表紙を飾るなど華々しく活躍を続けています。声優JUNONという雑誌が創刊される事となり、その第1号の表紙を飾ったのが他でもない宮野真守だったのです。声優には顔や容姿は関係ないと言った古い考えが打ち壊され、イケメン声優の火付け役となったのも彼でした。

2006年のアニメ「DEATH NOTE夜神月を演じるとまたたく間に話題となり、結果として彼の代表作になったのです。ちなみに、このアニメでは声優アワードの主演男優賞にも輝きました。

そのアニメへの出演をきっかけにどんどんと知名度を高めていき、二枚目から三枚目まで幅広い人物の声を演じることができるようになったことも、彼の活躍の場を広めた要因であることが考えられます。

英雄でありながら、劇団出身ということも合ってトークスキルが高く、ラジオでも二枚目にもかかわらず面白いトークを繰り広げています。

声優『前野智昭』の魅力とハマリ役

声優『前野智昭』の魅力はその渋い声にあると言っても良いかもしれません。声優さんに顔に似合わずというと失礼に当たるのかもしれませんが、彼にはそれが当てはまるかもしれない。

例えば彼の代表作の一つでもある弱虫ペダルという作品の中では、主人公が所属しているチームの最大のライバルである箱学というチームのキャプテン役の声を出していました。この箱学というのは日本一の実績のあるチームで主人公の最大のライバルでもあり、目標とするチームでもあるのですが、そこのキャプテンという事で鉄の意志を持つかのような人の役を演じていたという事です。一言で他を圧倒する感じのあるキャラなのですが、その声を見事に作っていたといっても良いでしょう。

一昔前の精神論を一番大切にするという感じがあるところもありますが、そのような中でも温かみもあって、実は思慮深いというようなキャラを演じさせると抜群にうまいというのが魅力の一つという事が言えるのかもしれません。声は作っているという感じがあるのですが、それがまた良いというところがあります。普段使っている声では無いという事は分かるのですが、その為に様々なバリエーションを出すことが出来るという事があって、そのギャップもまた良いという感じが出てきます。

一辺倒の声では今の厳しく競争が激しい声優の業界で勝ち抜いていく事は出来ません。さまざまなキャラを演じる事が出来る中で、これという代表的なモノがあることで、そのキャラが際立つようになるという事が言えるのかもしれません。前野智昭さんは存在感があるキャラを出すという事についてはまず一級品だと考えても良いでしょう。そのため、主人公にするよりも敵の大将のようなキャラにして圧倒的な存在感を出してもらうというのが良いと考える監督さんが多いのかもしれません。

敵の大将はある意味では主人公が目標とするような人物となるので、主人公以上に存在感を出してもらう必要があるのですが、それが出来るのが魅力という事になると思われます。

声優『釘宮理恵』の魅力とハマリ役

 

声優の『釘宮理恵』さんの魅力はツンデレというキャラを作ったことにあると言っても良いかもしれません。今では特にツンデレと言っても珍しくもないかもしれませんが、そのキャラクターの魅力を存分に声で作り出したのが彼女の実績と言っても過言ではありません。

この事が特徴的に分かるのが信長の忍びという作品でのおねの声でした。このおねというのは豊臣秀吉のお嫁さんなのですが、この時代にしては珍しく恋愛結婚だったという逸話が残っているところでもあります。しかも、好きになったのはおねの方であったという設定なので、ここでツンデレで秀吉に迫っていくという面白い役どころになっているというわけです。秀吉の家に押しかけてはツンデレキャラでさまざまな騒ぎを巻き起こすという面白いキャラにもなっていて、『釘宮理恵』さんの魅力を存分に発揮した役柄だったといっても良いかもしれません。

既に秀吉の家に単身おしかけて料理などを作っているという段階で秀吉の事が好きなのはバレバレなのですが、当の秀吉は全くその事に気づいておらず、主の織田信長の妹のお市様に惚れているという事を言うわけですから、ここでドタバタの騒ぎが起きるというわけです。秀吉には好きという事を打ち明けていないので、秀吉は単なる仲良しぐらいにしか思っていなかったのですが、ついにその思いに気づいて結婚を決意するという事になるという面白い話になっています。

ツンデレではありますが、惚れたものの弱みということで、常に秀吉に対しては強く出ては引くという面白い事を繰り返すので、見ていて飽きないというところがこのキャラクターの魅力的な所でもあります。そのキャラクターの魅力を声だけで引き出してしまっているところが、この声優『釘宮理恵』の魅力ということになると思われます。ツンデレの声はギャップが激しいので声優にとっては難しい役どころとなると思われますが、それを見事にこなしてしまっているところが凄い所です。

吉の家に単身おしかけて料理などを作っているという段階で秀吉の事が好きなのはバレバレなのですが、当の秀吉は全くその事に気づいておらず、主の織田信長の妹のお市様に惚れているという事を言うわけですから、ここでドタバタの騒ぎが起きるというわけです。秀吉には好きという事を打ち明けていないので、秀吉は単なる仲良しぐらいにしか思っていなかったのですが、ついにその思いに気づいて結婚を決意するという事になるという面白い話になっています。

ツンデレではありますが、惚れたものの弱みということで、常に秀吉に対しては強く出ては引くという面白い事を繰り返すので、見ていて飽きないというところがこのキャラクターの魅力的な所でもあります。そのキャラクターの魅力を声だけで引き出してしまっているところが、この声優『釘宮理恵』の魅力ということになると思われます。ツンデレの声はギャップが激しいので声優にとっては難しい役どころとなると思われますが、それを見事にこなしてしまっているところが凄い所です。

声優『松岡禎丞』の魅力とハマリ役

声優の松岡禎丞 、深夜アニメをよく見る人なら名前を知らなくても声は聞いた事があります。そのぐらいたくさんのアニメに出演している声優さんです。松岡禎丞知名度を上げた作品と言えば「ソードアート・オンライン」です。主人公のキリトの声を演じています。原作のライトノベルが有名だった事もありますが、その繊細でナイーブな声の演技は高く評価されました。

似たようなかっこいい主人公と言うと「トリニティセブン」のアラタ役も評価が高いです。

他には「マンガ家さんとアシスタントさんと」の愛従勇気で、スケベで妄想癖の激しいかっこ悪い役も演じています。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」のベル・クラネルでは可愛い演技も披露しています。

主人公ではありませんがアニメに精通している人達の間で「松岡禎丞 と言えばこれ!」と例に上がるのが「Re:ゼロから始まる異世界生活」のペテルギウス・ロマネコンティです。見た目の印象も強烈なキャラクターなのですが、その狂気的な演技は敵役とは言えとてつもない存在感を与えました。演技力という面から見ても松岡禎丞 を印象付けた重要な役と言えます。

「モブサイコ」の花沢輝気では、最初ナルシストで嫌なやつとして登場し、主人公と関わる事によって誠実な少年になっていく見事な演技を見せています。

マニアックなところでは「ジョジョの奇妙な冒険」でモブでありながらあまりにも有名なセリフを発したキャラクターの声をあてています。「そこに痺れる。憧れる」というあのセリフです。

このように様々なタイプの演技が出来る為、知らないうちに松岡禎丞 の声を聞いている可能性があります。動画サイトなどでは彼が演じた何十種類のキャラクターを集めて一本の動画にしてアップされたりしていますが、演技の違いだけでなく声そのものも違っていてカメレオン声優の様相を呈しています。
2016年には「第10回声優アワード」で主演男優賞を受賞しています。